[レポート]オンプレミスとクラウドをまたぐデータ保護と移行の新提案!Veeamクラウド・データ・マネジメント #AWSSummit
AWS事業本部インテグレーション部のいわほりです。
本記事はAWS Summit Tokyo 2019のセッションレポートです。
概要
- セッションタイトル:オンプレミスとクラウドをまたぐデータ保護と移行の新提案!Veeamクラウド・データ・マネジメント
- スピーカー:ヴィーム・ソフトウェア株式会社 システムエンジニア本部 ソリューション・アーキテクト 高橋正裕様
- ヴィーム(Veeam)とは?:仮想マシンのバックアップの機能を提供に始まり、現在はクラウドデータマネジメントにおけるリーダー(現在、42四半期連続業績向上中!)
- 概要:以下のとおり
バックアップデータをクラウドに移し、オンプレミスとクラウド環境全体でデータ保護を行う必要性が増す一方、その困難に直面するケースも散見します。Veeamでは、AWSにおけるEC2、RDS、DynamoDB、EBSのデータ保護と、AWSとオンプレミス間のポータビリティを実現できる新ソリューション「Veeam Availability for AWS」を提供しています。インスタンスのバックアップやリストア、そしてクラウド間マイグレーションが、どのようにシンプルに実現できるのかをご紹介します
昨今のクラウド案件の重要テーマの一つである、オンプレからクラウドへの移行についてのセッションです。
重要テーマ
- クラウドデータの保持
- クラウドモビリティ
- AWSのデータ保護
以下、テーマ毎にレポートします。
1.クラウドデータの保持
- ポイント
- オブジェクトストレージ(S3)との連携
- お客様の課題
- データの増加への対策
- 34%の企業が今後1年の間に49%のデータ量の増加を見込んでいる
- コンプライアンス要件
- 法務・法令対応
- データの長期保存
- 必要時の迅速なアクセス環境保持
- ハードウェアストレージコストの削減が需要になってきている
- データの増加への対策
- Veeamでできること
- Veeam Cloud Tierを提供
-
Amazon S3とオンプレストレージとのネイティブオブジェクトストレージ連携
- 無制限キャパシティ
- 二重課金無し
- ベンダーロックイン回避
-
- Veeam Cloud Tierを提供
2.クラウドモビリティ
- ポイント
- 簡単なリストア。2Stepでの移行が可能
- モビリティが重要となってくる背景
- 2020年までに23%のバックアップデータがクラウド環境に格納される見込み
- 重要なユースケース
- 保持するデータの復元
- バックアップデータを用いたテストや開発
- Veeamでできること
- Veeam Cloud Mobilityを提供
- Veeamリポジトリにバックアップを保存することにより、2Stepでのリストアが可能になる
- Veeam Cloud Mobilityを提供
3.AWS上のデータの保護
- ポイント
- クラウドネイティブの時代に向けてAWS上のデータ保護は重要
- 責任共有モデル
- 「クラウド」自体はAWSによって保護されるが、「クラウド内のデータ」の保護はユーザの責任
- バックアップ&リストアはどこまでやるべきか?
- マルチリージョン、マルチAZでのデータのレプリケーション、バックアップ、リストアは、決して簡単ではない
- Veeamでできること
- Veeam Backup & Replication for AWSを提供
- AWS MarketplaceにおけるNo.1バックアップソリューション
- シンプル
- 高い信頼性
- 柔軟性
- エージェントレス
- Veeam Backup & Replication for AWSを提供
感想
オンプレからクラウドへの移行において、必ず考慮が必要となるデータ関連の最新技術を勉強することができて有益でした。
関係者の皆さまに感謝いたします。